2017年3月18日土曜日

ガヴォーの歴史 その2

左から、Eugène、Etienne、Gabriel 


Fontenay sous bois の工場

1913年11月6日サル・ガヴォーにてカミーユ・サン=サーンスの最後のコンサート
ガヴォーピアノを使用
(http://gallica.bnf.fr/より)


ガヴォーの歴史 その2(文章:Pisnos Balleronサイトより、翻訳:和田明子)
1893年、70歳になったJoseph Gabriel GAVEAUは、会社を息子のEtienne、Eugène、Gabriel に譲り、会社名は"Société GAVEAU"となりました。1896年からはパリ近郊のFontenay sous bois に新しいモダンな工場を建て、300人の職人を雇い、生産量は年2000台に上りました。この工場ではパリの有能な職人たちの多くが育てられました。Etienne Gaveauは経営を担当し、パリ中心部のrue de la Boétieに本社を構え、1908には自社のピアノを広く宣伝するためにコンサートホールを建設しました。それが有名な「サル・ガヴォ―」です。
この時代モダンであったこのホールでエチエンが念入りに企画したコンサートのおかげでガヴォ―社の評判は高まりました。有名なアーティスト達が招かれ、メーカー自慢のコンサートグランドピアノで演奏しました。

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